真言宗 御室派 

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施餓鬼法要

平成27年8月17日(月)

 今年の夏はまさに猛暑、酷暑でありましたが、お盆明けの法要当日は例年に無い涼しさでした。職衆6口での法要を勤修し、各家先祖代々諸聖霊、戦没者、震災被災の諸聖霊、有縁無縁三界万霊のご供養を致しました。

 施餓鬼棚での水供養の頃には風が強まり、法話が始まる11時過ぎには雨となり、激しい風雨に見舞われました。

 法話は山口県柳井市より中国三十三観音特別霊場の般若寺ご住職であり、本山布教師でもある福嶋弘昭僧正をお招き致し、「山寺で観えたもの」と題したお話を拝聴しました。
 山寺で生まれ育ってきた自身の苦悩から1400年続くお寺の第90代住職という重圧に思い悩んだとき、仏さまにその荷物を預け、お任せすることで、感じた答えを分かりやすく時折笑いを交えながら説いてくださいました。

 「私」という漢字の中には「仏」が備わっている。3つ余分が付いているのは人の心に宿る三毒(むさぼり、いかり、無知)という悪い心であり、取り去ることは出来ない。しかし、仏さまの心は「私」たちは漏れなく皆に宿っているのだから、それをどんどん表に出し、周りの人の為、祈り、働くことで「仏」が強く濃くなり、「仏さまのような人」にはなれるのだと。

 また、ご先祖さまへの供養とはご先祖さまも持っていたであろう、三毒という心の荷物をどうか仏さまにお預けし、「仏様」になってもらえるよう祈り、また子孫である私たちがその心を引き継いで生きていくことであるとお話しくださいました。

 嵐の中のお話ではありましたが、参拝者皆さまは熱心に、中にはメモを取りながら聞き入っておられました。

堂内の参拝者

水棚での施餓鬼作法の様子

施餓鬼棚にて水供養

法話の様子 
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