近年まれにみる大雪に見舞われ、都市部では大混乱。当山でも20センチ近く積り、慣れない雪かきをせざるを得ない事態になりました。
翌日にはあちこちの玄関先に雪だるまが見られ、中にはかまくらまで。
子どもたちが喜びはしゃぐ様子が目に浮かびました。
2月といえば15日のお釈迦さま涅槃の日。仏教における三大仏会のひとつです。当山も毎年、寺宝の「釈迦涅槃図」二幅をお祀りし、お釈迦さまに想いをはせてご法楽を捧げております。
「涅槃」とは心の傷のないことです。たとえば毒矢に射られた人が良医のおかげで、癒えるように、貪り、瞋(いか)り、愚かさの三毒の傷を「おしえ」によって傷のない状態にする。これが涅槃です。涅槃とは煩悩(わずらい)からの解放です。
お勤めの際、懺悔文で日々戒めていても、日常の生活の中でしばしばこの三毒にさいなまれてしまうことから、分かっていてもその難しさは痛感するところです。
しかし、同時に教えの詰まった行法を修したり、経文やご真言を唱えることで煩悩の炎が収まることも確かに体感させてもらえ、有難く思います。
お釈迦さま最後の説法、「自灯明」「法灯明」のお話は有名ですが、拠り所となる自身をしっかりと調え、仏さまの教えを見失うことなく過ごすことが出来れば、かけがえないものが見えてくるのではないでしょうか?合掌
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