小正月も過ぎ、正月のお飾りなど各社寺に於いてとんど焼き、左義長が行われました。当山では毎年、初観音の日に撥遣供養で古札、しめ縄等のお焚き上げをしています。今日に至るまでお守りいただいた感謝の心で諸仏の本座へお送りします。
その際、お焚き上げを行う境内の土地の神々、池の竜神さまにもこの場を使わせていただく為の御断りを致し、撥遣の作法をするのですが、これは「悉有仏性(しつうぶっしょう)」・・・すべてに悉く仏性があるというお大師さまの教え。によるもので、生きとし生けるものはもちろん、自然や空間にも諸天善神が存在しているのです。
仏性を持つものに触れること(意識を向けること)は仏さまの教えに触れることに通じ、何気なく生活している日々の中にも、さとりへ導いてくださるきっかけが限りなく存在しているのです。
中でもお寺、神社の境内は本来そうしたきっかけの詰まった場所です。たとえ観光でたまたま訪れた社寺であってもそれは神仏の導きと自身の心が繋がってこそ。
さらなるご縁に触れるべく、アンテナを張り巡らせていきたいものです。合掌
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