今年もはや師走も半ばを過ぎました。冷え込みもグッと増し、各地で例年より早い積雪があったようです。
さて、信仰、信心といいますとなかなか取っ付き難いイメージがある方も多いようです。来年は四国霊場開創1200年(お大師さまが四国を行脚されてから今日まで)という記念の年でもあり、当山においても四国遍路のご案内をしておりますが、お参りしたことのない60代くらいの方に声を掛けても「信仰心がないから、私はいいです。」「どうもお参りは、、、」と断られてしまいます。
信とはどういうことでしょうか?仕事でも信頼できる上司、部下となるには相手をよく知ることが大切です。そのためには会話を交わしたり、仕事を振ってみたり、与えられた職務を真剣に取り組んだりと、相互の関わり無くしてはできません。
つまり、顔を合わせた瞬間から「あなたを信頼している」とはならないわけです。
信仰、信心も同じく、お寺に来て「さあ、こちらが当山の本尊さまです!信仰してください!」と言われても、余程普段から拝んでいる方でないと抵抗があるかと思います。最近の社寺巡り、仏像ブームのように明確な信仰、信心が無くとも足を運んでいるうちに、その場の雰囲気であったり、尊像から伝わってくるものに癒され、育まれるのだと思います。
そのようなものに興味がないと言われてしまえばそれまでですが、仏さまやご先祖さまはいつもそんな私たちが振り向くのを待っておられます。
「信というはまかすとよむなり」 いつでも任せることのできる相手がいることは心強いと思いませんか。
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