まだ5月というのに各地で30度を越える気温が観測され、我が家でも慌てて夏服を出す始末。とはいえ鬱蒼と木々に囲まれた境内では吹き抜ける風が心地よく、咲き誇る花や新緑に癒されます。
一方、新年度、新学期を迎えてから1ヶ月。ゴールデンウィークを過ぎ頃、気だるさを覚える五月病。丁度、気候の変化が激しい時期でもあり、体調を崩したりして悩まされる方も多いのではないかと思います。
気持ちの面でも「こうあるべき!」と望んだ自分の目標とのズレを感じたりして、落ち込んだりしてしまいがちです。
このように凝り固まった心の状態は「こだわり」であり、ちょっとしたことを必要以上に気にするというマイナス方向にとらわれており、この「こだわり」は苦しみとなります。
しかし、「こだわり」とは逆の意味も持ち、例えばオーガニックの材料にこだわった料理のように妥協をせず材料を追求するというように良い意味で使われたりします
良い意味で使われる「こだわり」とはある目的に向かってさまざまな困難にもめげずにひたむきに進んでいく「精進」ともいえます。
水が流れる如く、月日や私達を育む環境は移ろいで行きます。これは自然の道理で逆らえません。こだわり、ギュッと握りしめた手をふわっと緩め、周りをゆっくり見渡すと、新たに見えてくるものもあることでしょう。 合掌
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