6月にしては珍しく台風4号が日本列島に上陸、通過し、梅雨前線の影響もあり、各地に大雨を降らせました。
梅雨(ばいう)とは字の通り、青梅の収穫時期を表したり、同じ読み方で「黴雨」とも書き、黴(カビ)の発生しやすい時期でもあります。5月の晴天、新緑とは打って変わり、ジメジメとした悪いイメージに思われがちですが、一方で田植えの時期で水の張られた田んぼに苗が植えつけられた光景や、雨に打たれるアジサイの花を見ますと心が潤うような気がします。
水は生命の源であり、命を育んでくれるのと同時に、「浄め」の効果があります。
キリスト教では聖水として信者への祝福として散じますし、仏教でも「酒水(しゃすい)」
といって修法の中で行者自身や壇上の供物を清め加持するときなどに用いられます。
晴れの日には晴れの日の楽しみ方があるように、雨の日には雨の日の楽しみ方があると思います。乾いた心に仏さまの慈悲の恵みが降り注ぐと思って、雨音に耳を傾けてみるのも良いかもしれませんね。合掌
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