立秋を過ぎてからの連日の猛暑も秋雨前線の影響もあって和らぎました。
少し肌寒さを感じますし、虫達もにぎやかな蝉の声から秋の虫の声へと代わってきました。
先日の施餓鬼では120人程の参拝者があり、法要の始めに皆で東日本大震災で亡くなられた方々、尊い命の冥福と被 災地の復興を祈念いたしました。
法要の後、山口より本山布教師の臼井祐真僧正による法話があり、「お寺へ行こう」という演題でお話をいただきました。その中で各家庭のお寺である仏壇を見直し、綺麗に掃除して生花を供えると仏さまやご先祖さまからのエネルギー
がいただけると共に安心が得られますよということでした。
仏壇に限らず、普段生活する居間でも忙しさにかまけて片付け掃除を怠っていると、くつろげる場所であるはずの空間が、見る見るうちに落ち着かない場所に変わってしまいます。たかが掃除と言えど自らの心、身体に及ぼす影響は明らかです。
心を整える方法は掃除に限ったことではなく人それぞれあるかと思います。サッカー日本代表の長谷部誠選手の出した「心を整える」という本では長谷部選手の方法でリラックスする時間を設けたり、生活に潤いを持たせるためのこだわりや工夫が記されており、今年話題となり多くの人の反響を呼びました。決してそのまま真似はできませんが、自分の生活に置き換えてのヒントにはなります。
場所(空間)、時間、人、物など作ろうと思えば様々ですが、いずれも実は流動的なものです。長谷部選手も亡くなった祖父の存在が心の支えになっていると言われているように、自分の中で変わらずあり続ける存在は必ず必要だと感じます。
また、このお二人が共通して言われていることは、心の安定は自分で作ることであるということです。
先ずは自分を見つめ直し、ご先祖さまや仏さまの存在に気付くことで自分なりの心の整え方が見つかり、より充実した暮らしができることでしょう。 合掌
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