開花が1週間ほど遅かった為か、この辺りでも桜が残って咲いています。
先月の震災で被害に遭われた方々のほとんどは未だ避難所生活をしいられており、物資等十分に行き渡らない地区もあるようです。一刻も早い生活の保護や原発被害が収束することを願うばかりです。
さて、今回の標語「比べなければ楽になる」は一見、現実逃避のように捉えられる方もいるかと思います。
勉強のできる人、できない人。足が速い人、遅い人。綺麗な物、汚い物。といったように、私たちは物心付いた頃から知らず知らずのうちに分別することを覚えていきます。しかし、本当にその分別は正しいのでしょうか?目で見たり、耳で聞いたり、鼻で匂いをかいだり、口で味わったり、手で触れたり、体の五感を使って得られた情報により判別しているに過ぎず、他からはまた違った感覚で捉えられるかもしれません。実際は皆平等であることを知り、個々を尊重することで自他ともに安心が得られるという意味を含んでいます。
仏教用語で「無分別」(むふんべつ)といい、この場合の分別は妄想のことをいい、それにとらわれず、また他と比べて一喜一憂するのではなく、しっかりとその本質を見つめていくことが大切なのです。
この度の震災で被害に遭われた方もまた他ではなく、自分自身に置き換え考えて、日々思いやり、支え合って生きてゆきたいものです。合掌
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