11月に入り、一気に寒さが厳しくなり、慌てて冬支度されたご家庭も多いのではないかと思います。境内の紅葉も深まり、丁度見頃となっています。
さて先日、お寺の団参で四国八十八ヶ所霊場をお参りしてきました。
一昨年春より8巡目となり、発心の道場である阿波(徳島県)、修行の道場である土佐(高知県)を修め、今回は菩提の伊予(愛媛県)の途中からの巡拝でした。
回を重ねるごとに参加者の結束力も高まり、難所であってもお互いが金剛杖となり支えあってお参りされる様子に胸を打たれました。
皆が様々な願いを持ちつつも共通の目標である成満を目指す中で、自然と心が磨かれてゆくのを体感できるのがこの団参の魅力かと思います。
今回掲載した
「もろもろの悪をなすことなく、もろもろの善を実行し、自らその心を浄くすること
これがもろもろの仏陀の教えである」
はこの四国巡拝そのものが仏の教えであることを表しているように思います。
言葉だけをみると当たり前だという方もいるかもしれませんが、実際に守ろうとすると自分の弱さが明らかになり、悩み、逃げ出したくなることもあります。
しかし、自分の弱さに気付くことは、知らずに過ごすよりもずっと尊いことです。「人生は遍路なり」という言葉の通り、苦楽にとどまることなく、仏の教えの道を一歩一歩、自分の歩幅で歩んでいきましょう。
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